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法人向けクラウド・ネットワークサービスのPacketFabric

インターネット冗長化って本当に必要?

2026年08月04日

冗長化とAIとうちの宣伝の三題噺を依頼されたのですが無理ありすぎんだろ……という気持ちもなくはなく、とはいえ最近このブログも放置気味ですし、皆様におかれましては、お手数ですがおじさんの駄法螺にお付き合いいただきたく頑張っていこかな、と思う次第なんですけど(会社ブログの出だしとは思えない挨拶)。どうもエンジニアブログでございます。昭和軽薄体とテキストサイト文体の混ぜちゃいけない混合が特徴です。駄目でしょ。

ということで弊社が提供しているインターネット回線の冗長化サービスについてはやりすぎだろとか、まあインターネット回線が切れても困らないし…と軽く考える傾向は意外と年齢高めの、インターネットがまだそれほど普及してない時代から戦ってきたビジネス古強者の皆さんに多いのですが、最近は携帯各社の回線が切れるどころか、キャッシュレスサービスのシステムに不具合があるだけで、「お昼ご飯が食べられない」などの昼食難民が続出する始末。また、携帯会社も自社回線が届かないエリアや、万が一が発生した場合に備えて衛星回線サービスなどの提供を開始しており、インターネット回線がいかに自分自身のライフライン(インフラ)になってるか気づく機会も、各社が冗長やロバストネスを宣伝する機会も増えてきたのではないかと思います。昼ごはん食べられないのは困りますね。

というか、まあなんでしょね、

「大地震が発生して帰宅難民になっても、携帯の地図アプリあれば帰れるし」
「携帯使える前提なん?」
「あっ」

とか、今あるインフラが使える前提でつい防災も考えてしまう傾向は誰にでもあるものなので、もう少し深く考えてもいいんじゃないか、というお話です。なお実話。

それでなくともクラウドでAIぶん回して仕事する人も増え、ラップトップの蓋を閉じずにずっとAIに仕事させつづけるスタイルが流行ってる昨今、クラウド側の障害なら諦めもつきますが、ネットワークの不具合で大事な仕事が全てパアになるのは避けたいところではないでしょうか。いや「ラップトップの蓋を閉じておけるソフト」とかGitHubでもいくつかありましたし、それこそクライアント側もクラウドに置いて、いっそ全部ローカルでぶん回すか、みたいな解法もありますけど、ローカルで動かしつつクラウド上のデータにMCPで接続してぶん回す、みたいな使い方するならやっぱり蓋は閉じられないしネット接続が切れずに安定していることも大事じゃないですか。知らんけど。知らんのかい。

ともかく。昼食をキャッシュレスで払えないことすらある程に日常生活に深く関わるインターネット回線の安定は大事ですが、当然弊社サービスをご利用のお客様はビジネスでインターネットをご利用されており、回線になんらかの影響があれば即お客様の業務に影響が出るご職種です。そんな業種でご家庭用の、まあ、ぶっちゃけ安いけど皆で共有してるから品質が一定してない「ベストエフォート」型やモバイル回線を使えば、誰かYouTubeで8K動画を見たり、悪党が近所でP2Pやるだけで業務に影響が出ますしそんな理不尽な不具合が許容されるわけもなく。当然弊社が提供している「専用線」など、お客様だけが使える回線をお客様拠点から弊社のアクセスポイントまで繋げてインターネットをご利用されたい、という要望があります。

「専用線」型の平時のメリットは、上記のように「自分だけの物理回線でインターネットに直通」というものですが、デメリットとして物理回線の不具合の影響を意外と受けやすい、というものがあります。物理で引いてるわけですから、道路工事などで光ファイバーの繋ぎ直しが必要になる場合や、あんまり無いですが謎の光の受信レベル低下(ファイバーケーブルが通る道路に過積載のトラック通ったかららじゃない?とか鼠?とか、カラスってファイバーで巣作りするよね?とか怖い推測はいっぱいありますが)などの専用物理回線特有の問題があります。ベストエフォート型回線網のように、別の経路で迂回出来ないのが物理専用回線の特性です。そのため、回線提供会社によっては専用物理回線網にMPLSとか呼ばれる仮想専用回線経路を作成して、「お客様専用の回線を自社回線網の上に作成して提供」というハイブリッドなサービスを提供している場合もあります。というかそっちが主流だと思います。とはいえ、物理回線に影響ある事象の影響は全国規模家庭用ネットワークに比べたら多いことも事実(機器のメンテナンスなどもあるので)。まあ全国規模家庭用ネットワークは多少のパケロスや中継機器の瞬断とかそもそも公表しないからってのが一番理由として大きいですけど。

実際、「実際には近所の影響による不定期なパケロスやら遅延が出ることが多いが、切れるとまではいかないベストエフォート型」と「遅延やパケロスなく利用出きるが工事などの影響でサービス中断(事業者による回線借用)がまれにある」回線のどちらを使うかっていう話なんですが、どっちも嫌だし、せめてお互いのメリットやデメリットを納得して使うか、出来ればデメリット無しで使いたいのが人の欲。

そういう理由から、弊社としては「複数の回線事業者による専用線回線冗長化」というサービスを提供しております。「なんでそこまでこだわるんだ」というお客様もいらっしゃいますが、「本気で冗長化を考えるなら異経路の物理専用線による冗長化」がベストであり(異経路については機密情報とか色々兼ね合いがあるので難しい話なので措きます、逃げたともいう)、本質的には矛盾している「絶対切れないインターネット」を実現するための、弊社からのご提案となります。

*)この文章は人間の脳内LLMから頑張って捻り出されたものです(AIに任せればこんな時間とられなかったのに…とか思ってても書かない慎みが欲しい昭和軽薄体おじさんの呟き)。

    

Vice President
技術部
吉川 進滋

 

 

 

 

 

 

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